「化形」(RenOwOGame)

「化形」はサークル「RenOwOGame」の同人作品です。2026年10月01日発売。ジャンルは擬人化。サンプル画像とあらすじを紹介します。

化形

化形

サークル: RenOwOGame
発売日: 2026年10月01日 16時
ジャンル: 擬人化
品番: RJ01733101

今日から、俺の新しい生活が始まる。
昨日は長旅の疲れもあって、早々に床についたせいで、近所の様子をゆっくり見て回ることができなかった。
今日は、山の方へ行ってみるか。
「ん? この瓦礫の向こう……洞窟みたいだな」
暇を持て余していることだし、この瓦礫を片付けて、中に何があるのか見てみるか。
「ふぅ~、疲れた……。こんなに力を使ったのは久しぶりだな。これからは、ちゃんと体を鍛えたほうがよさそうだ」
瓦礫を片付け、俺は洞窟の中へと足を踏み入れた。
「なんだ……? ここ、誰かが暮らしていた跡があるような……」
そのまま洞窟の奥へと進んでいく。
そして最深部まで辿り着くと、そこには一台の寝台が置かれていた。
俺は警戒しながら、ゆっくりと寝台へ近づいていく。
「うわっ!! なんで白骨死体が!? びっくりした……!」
目の前に現れた白骨を見て、心臓が大きく跳ねる。
俺は慌てて、数歩後ろへと下がった。
しばらくして気持ちを落ち着かせると、再び洞窟の奥へと進んでいく。
「ん!? ここに机がある……。何か置いてあるみたいだな」
近づいてみると、机の上には一通の手紙と、一冊の『丹籍』と書かれた本が置かれていた。
俺はまず手紙を手に取り、封を開ける。
そこには、この白骨の主が何者だったのか、そして生前に何を経験したのかが記されていた。
手紙を読み終えた俺は、続いて『丹籍』を開く。
しかし、そこに記されている薬草の数々は、すでにこの世から絶えてしまったものばかりだった。
今となっては、探し出すことすらできない。
そして、最後のページをめくった。
「『凡品化形丹』……?」
俺は、そこに記された丹方を呆然と見つめる。
そこに書かれているいくつかの薬草は、先ほど山で見かけた草花と、よく似ていた。
気づけば、俺の鼓動は少しずつ速くなっていた。
もし……この丹薬が、今でも効果を発揮するのだとしたら。
それなら、俺は……。

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